歳時記
平成29年8月20日 ご詠歌、初披露です。
今日は、各家のご先祖様やそれに繋がる有縁のもの或いは無縁のもの、あらゆるものに感謝の誠を捧げご供養する「お施餓鬼(おせがき)」の法要を行いました。
それに先立って、ご詠歌の会員の皆様が、更なるご供養の為にとご詠歌の奉詠をしてくださいました。
当寺のご詠歌は、稽古を始めてまだ半年。それでも一生懸命稽古を重ね、今日を迎えました。
人前での初披露。いやがうえにも緊張されていた様子でしたが、奉詠が終わると安堵と感動で涙をこぼす一幕も。
聴いていてくださったお参りの方々も、いたく感動して感嘆のお声を沢山頂戴いたしました。
まだまだ素人。入門時のご詠歌を鈴鉦なしで2曲披露しましたが、頑張ろうという気持ちだけは誰よりも持っています。どうぞご詠歌、これからも宜しくお願い致します。
平成29年5月9日 モッコク植栽。
花まつりも終わりました。お集まり頂きお参り下さった皆様、有難うございました。
さて、写真の場所にはこれまで樹齢100年を超えると思われるカシ(樫)の木が植わっていました。ところが、だんだんと弱ってきてウロの状態となっており倒木の危険があったので残念ながら昨年暮れに切り倒していました。
おそらく明治の再興の時から当寺の営みをただひたすらに見守っていてくれていたであろうカシの木だっただけに、そこにポッカリと空いた景色を見ては申し訳なく感じていました。
そこにこの度、植木屋さんが良い木があったよと持って来て下さったのが、写真のモッコクです。カシと同じく常に翠をたたえ永く当寺を見守ってくれますように。
平成29年2月22日 ヤマガラと大根。もといジョウビタキ
隠居さんと畑作務で最後の大根を抜いて、耕していたら虫を狙ってかヤマガラジョウビタキ(※写真の小鳥を間違って覚えていました。ご指摘くださった方、有難うございました)やメジロなどの小鳥とヒヨドリが寄ってきました。
小鳥はかわいらしいのですが、ヒヨドリはお墓のお花をいたずらして散らかすので立ち悪くて困りものです。
作務を終えると、妻が大根をハリハリ漬けにしようと、抜いた大根を短冊に切って、鳥除けネットでがっちりガードして干していました。
干すといえば去年の暮れ、正月にと干していた柿が、ネットでガードしていたにも関わらずヒヨドリに侵入されて全滅させられ、今年は干し柿をあきらめた苦い思い出があります。
よもや大根までとは思いますが、いたずらしないでね。