春は、新しい出会いや生活に心が弾んだり不安があったり・・・。皆様、それぞれ準備にいそしまれている事と思います。

今朝早く、弟子が僧堂（お坊さんの修行道場）に掛搭（入門）していきました。

私が、30年程前、厳しい修行生活を思いドキドキしながら道場の門をくぐった事を今更ながら思い出します。

現在の普通の生活とはかけ離れた数年間の修行生活は、肉体的にも精神的にも大変厳しいものがありますが、仲間との絆などかけがえのない大切な思い出も沢山あります。

くれぐれも逃げ出さずに、修行を全うしてくれる事を願うばかりです。

網干地方史談会長様からお誘いを受けて、本日公開している網干小の歴史資料室を見学させて頂きました。

様々な民俗資料や網干の古地図の写し等、今では貴重なものが沢山ありました。中でも一番目を引いたのが盤珪国師研究の先駆者・故藤本槌重先生の蔵書「藤本文庫」です。

残念ながら私は藤本先生にお会いした事はありません。しかし、沢山の貴重な蔵書や資料の数々は、市井にあってなお偉大であった藤本先生を感じさせる圧倒的な存在感で有難いものでした。

他にも資料室には、昔の網干の様子を撮った写真が沢山あり興味深く拝見させて頂きました。