兵庫県姫路市網干区坂上の『禅宗 盛徳寺』ー子授、願い事は、北向地蔵尊へお気軽にお参りください。
長らく泥水が詰まり音が出なくなっていた水琴窟の修理が終わりました。
水琴窟とは、土の中に水を張った鉢を置き、その上に底に小さな穴を穿った大きな甕を被せ、つくばいから垂らした水滴の音の反響を楽しみながら心を落ち着かせるためのものです。
先代が、20年ほど前に譲り受けた大きな甕を活かすため水琴窟をと考えました。
ですから、お参りやお茶室のお浄めのためのつくばいではなく、水琴窟を楽しむための方丈庭の景色の一部となっています。
久方ぶりに戻った水琴窟の冴えた音色に、しばらく聴き入ってしまいました。
皆様も、お参りの際には、どうぞお耳を澄ましてみて下さい。