兵庫県姫路市網干区坂上の『禅宗 盛徳寺』ー子授、願い事は、北向地蔵尊へお気軽にお参りください。

歳時記
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歳時記

平成22年11月29日 大洲 如法寺様参拝

網干の盤珪派根本道場の副住職を務められ、たいへんお世話になった和尚様が、愛媛県大洲の如法寺(にょほうじ)様に入寺されました。
このご縁により、近隣の派中の和尚様方と如法寺様に参拝してまいりました。
如法寺様は、盤珪派四大寺の一つで、盤珪国師が四国での活動の拠点とされたお寺です。

盛徳寺の中興蒙山祖印禅師が、著書『盤珪和尚行業記』を託された弟弟子の石霜恵潭禅師は、如法寺六世にあたり、同著も如法寺様で開版されているので、盛徳寺としては深いご縁を感じているお寺でもあります。(蒙山祖印禅師参照

美しい紅葉を眺めながら参道を通り、山門をくぐると古めかしくも荘厳な仏殿が目に飛び込んできました。
本堂と仏殿でお経をおあげして、書院で池を備えた見事な裏の庭園を拝見しながらお茶をよばれました。
他にもいくつか建物があり、これだけ伽藍が整っているのは、さすが盤珪派の四本寺の一つだなあと感心いたしました。

そして、裏山の中腹にある奥旨軒(おうしけん)と呼ばれる開山堂までお参りに登りました。
奥旨軒は、国師のご存命中、幾人かの弟子をお選びになり籠ってご修行をされた場所で、大洲のお殿様でさえ途中で留まりここまで登る事は許されなかった聖地ともいえる所だとご説明頂きました。
また今回は確認できなかったのですが、蒙山祖印禅師が奥旨開祖尊像記を遺しておられるようです。この様な所までお参りをさせて頂けたご法縁に深く感謝をしつつ、如法寺様を後にいたしました。

平成23年6月3日 シチダンカが咲いています。
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